札幌ダンマサークル

2014年6月24日火曜日

5月に開催された テーラワーダ協会のウェーサーカ祭に参加したメンバーのレポートが パティパダーの7月号に掲載されましたのでそのまま転載します

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<ゴータミー精舎便り>
  『ウェーサーカ祭の一日 ご報告』

 5月24日㈯、お釈迦様のお祝いの日に相応しく、青く晴れ渡った空の下、午後からのウェーサーカ祭に先立ち、午前中はゴータミー精舎にてお坊さま方へのお食事のお布施法要が行われました。
 ちなみに、私は北海道在住です。昨年初めてウェーサーカ祭法要のために、一度は行ってみたいと思っていたゴータミー精舎に足を運んだところ、地元ではできない良い経験ができ、お友達やお母さんが増えましたので、今回も海を越えてやって参りました。
 朝8時前から準備のためにお手伝いできる方々が集まってきます。みんな仲の良い家族のようで、私のように年に数回しか来られない者にも色々教えてくださいます。そして全員が、これからお坊様方をお迎えできるのだ、という喜びの気持ちで、段取り良く持ち寄ったご馳走を調理したり盛りつけたりして支度を整えていきました。
 9時30分頃からお坊様方が随時到着され、10時過ぎになると、ヤサ師のお導きにより、お布施法要式文を唱えた後、お釈迦様への供養、お坊様方へのお食事のお布施と、明るいながらも粛々と法要が進んでいきました。
午後は場所を代々木オリンピックセンターへ移して、ウェーサーカ祭が催されました。
今年はスマナサーラ長老・ケネスタナカ師・宮崎哲弥氏の特別鼎談がありました。
 私は対談形式での長老のお話を聴くのがとても好きで、今回もたいへん興味を持って聴かせていただきました。
 鼎談後の質疑応答の回答の中には、生きとし生けるものの幸せを願ってお布施することがいかに尊いかとわかる内容のお話があり、とても印象的でした。
締めくくりのお坊様方による祝福の読経は、スマナサーラ長老が皆様に聴かせたかったとのことで、スリランカ伝統の節でダンミッサラ長老のリードで読まれました。それを耳にすることができた喜びを感じながら、美しい響きの中に溶け込んでいくような気がしました。
開式の辞で、スマナサーラ長老もおっしゃっていましたが、いつも法要の準備にはたくさんの方々の惜しみない協力があります。そのことに深く感謝し、日々の精進のエネルギーにしていきたいと思いました。

生きとし生けるものが幸せでありますように

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