札幌ダンマサークル

2015年1月21日水曜日

1月18日 定例会

昨年の終わり頃、定例会のあり方について、若干の議論・提案がありました。
それまでは、前半は皆で礼拝文・三帰依・五戒を唱え、慈悲の瞑想と約1時間の自主瞑想を行い、後半は仏教をテーマとしたフリートーキングを行う茶話会でした。
これに対して1時間の瞑想は初心者にはちょっときつくハードルが高くなってしまうのではないか、また茶話会の内容が散漫になりがちだよね、という意見が出て、前半は読経の時間をもう少し長くし、自主瞑想ではなく皆で一緒に立つ瞑想を10分・座る瞑想を30分しましょう、後半はテーラワーダ協会の施本である「偉大な人の思考」をテキストとして読み合わせ後に内容を話し合いましょう、ということになりました。
今回の定例会はこのやり方の第1回目となりました。

参加者は7名でこの内1人が初めて参加された新人の方でした。
新しいやり方を提案されたメンバーが進行役となり、まず協会の日常読誦経典の中から礼拝・三帰依・五戒の文・ブッダの九徳・ダンマの六徳・サンガの九徳・三宝に対する懺悔をスマナサーラ長老の読経録音音源に合わせて唱和し、続いて慈悲の瞑想を同じように行いました。

休憩後、「偉大なる人の思考」の読み合わせ。
施本持参の方・コピー利用の方・協会のウェブからダウンロードしたものをPCやスマホで見る方など様々な媒体あり。
今回は初めてのためか "はじめに" と "序章" の2章のみ。
持ち回りで音読した後に各自の感想・疑問・見方などを自由に話し合った。
"はじめに" では、確かにテーラワーダの立場では『仏教』と呼べるのは自分たちの教えだけだけど大乗仏教の側でもそれなりの言い分があるんだろうね、などという微妙な発言もあり。
"序章" では、確かに[常識を超える教え]なので普通の人に不用意に説明すると誤解を招くことがあるし、自分たちも一所懸命に瞑想しないと体得できないよね、などなど。
施本を道しるべにしているので、話が拡散しそうになっても戻って来やすくっていい感じだったと思いました。

ほぼ時間通り4時頃には終了となり、その後40分ほどリトリートの経験者にその内容を教えてもらったりと、情報交換・雑談してお開きとなりました。
メンバーの1人から今度は1日瞑想会をしてみたいですね、などという意見も飛び出し、札幌ダンマサークルの形が徐々にしっかりしたものになって行くかも知れない、なって行って欲しいという希望・期待の感じられる新年はじめの定例会になりました。
(住谷)

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